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四半期報告書(第38期第3四半期)(:/141ページ) 業績・財務 | IR情報 | 企業・IR | ソフトバンクグループ

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(1)

(2017年度第3四半期)

2017年10月1日

(2)

【表紙】 ……… 1 第一部 【企業情報】……… 2 第1 【企業の概況】……… 3 1 【主要な経営指標等の推移】……… 3 2 【事業の内容】……… 4 第2 【事業の状況】……… 5 1 【事業等のリスク】……… 5 2 【経営上の重要な契約等】……… 5 3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】……… 6

第3 【提出会社の状況】……… 36

1 【株式等の状況】……… 36

2 【役員の状況】……… 37

第4 【経理の状況】……… 38

1 【要約四半期連結財務諸表】……… 39

2 【その他】……… 91

第二部 【提出会社の保証会社等の情報】……… 92

第1 【保証会社情報】……… 92

1 【保証の対象となっている社債】……… 92

2 【継続開示会社たる保証会社に関する事項】……… 92

3 【継続開示会社に該当しない保証会社に関する事項】……… 93

第2 【保証会社以外の会社の情報】………136

第3 【指数等の情報】………136

四半期レビュー報告書

(3)

 

【表紙】

【提出書類】 四半期報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成30年2月14日

【四半期会計期間】 第38期第3四半期(自 平成29年10月1日 至 平成29年12月31日)

【会社名】

ソフトバンクグループ株式会社

【英訳名】

SoftBank Group Corp.

【代表者の役職氏名】 代表取締役会長 兼 社長 孫 正義

【本店の所在の場所】 東京都港区東新橋一丁目9番1号

【電話番号】 03-6889-2290

【事務連絡者氏名】 常務執行役員 君和田 和子

【最寄りの連絡場所】 東京都港区東新橋一丁目9番1号

【電話番号】 03-6889-2290

【事務連絡者氏名】 常務執行役員 君和田 和子

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(4)

第一部

【企業情報】

 

本四半期報告書における 本四半期報告書における 本四半期報告書における 本四半期報告書における

本四半期報告書における社名または略社名または略社名または略社名または略社名または略称称称称称

 本四半期報告書において、文脈上別異に解される場合または別段の記載がある場合を除き、以下の社名または略称 は以下の意味を有します。

社名または略称 意味

ソフトバンクグループ㈱ ソフトバンクグループ㈱(単体)

当社 ソフトバンクグループ㈱および子会社

※以下の略称の意味は、それぞれの会社の傘下に子会社がある場合、それらを含みます。 スプリント Sprint Corporation

ブライトスター Brightstar Global Group Inc.

アーム Arm Holdings plc

ソフトバンク・ビジョン・ファンド SoftBank Vision Fund L.P.

SoftBank Vision Fund (AIV M1) L.P. SoftBank Vision Fund (AIV M2) L.P. SoftBank Vision Fund (AIV S1) L.P. デルタ・ファンド SB Delta Fund (Jersey) L.P.

フォートレス Fortress Investment Group LLC アリババ Alibaba Group Holding Limited

当第3四半期 2017年12月31日に終了した3カ月間 当第3四半期累計期間 2017年12月31日に終了した9カ月間

当第3四半期末 2017年12月31日

前期 2017年3月31日に終了した1年間

(5)

第1

【企業の概況】

【主要な経営指標等の推移】

回次

2016年12月31日に 終了した9カ月間

2017年12月31日に 終了した9カ月間

2017年3月31日に 終了した1年間

会計期間

自 2016年4月1日 至 2016年12月31日

自 2017年4月1日 至 2017年12月31日

自 2016年4月1日 至 2017年3月31日 売上高

(12月31日に終了した3カ月間)

(百万円)

6,581,466 6,811,274

8,901,004 (2,309,632) (2,400,139)

営業利益 (百万円) 929,328 1,148,829 1,025,999

親会社の所有者に帰属する 純利益

(12月31日に終了した3カ月間)

(百万円) 845,773 1,014,944 1,426,308 (80,257) (912,322)

親会社の所有者に帰属する 包括利益

(百万円) 883,480 1,450,381 1,385,958

親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 3,084,393 5,505,689 3,586,352

総資産額 (百万円) 24,976,564 29,412,718 24,634,212

基本的1株当たり純利益

(円)

758.90 918.29

1,287.01 (12月31日に終了した3カ月間) (73.70) (829.96)

希薄化後1株当たり純利益 (円) 751.58 894.15 1,275.64

親会社所有者帰属持分比率 (%) 12.3 18.7 14.6

営業活動による キャッシュ・フロー

(百万円) 1,127,433 883,775 1,500,728

投資活動による キャッシュ・フロー

(百万円) △3,380,593 △2,728,404 △4,213,597

財務活動による キャッシュ・フロー

(百万円) 2,210,330 2,975,356 2,380,746

現金及び現金同等物の 期末残高

(百万円) 2,498,745 3,340,352 2,183,102

(注) 1.ソフトバンクグループ㈱は要約四半期連結財務諸表を作成していますので、提出会社の主要な経営指標等の 推移については記載していません。

2.上記指標は国際会計基準(IFRS)により作成した要約四半期連結財務諸表および連結財務諸表に基づいてい ます。

3.本報告書において、第3四半期連結会計期間は「12月31日に終了した3カ月間」、第3四半期連結累計期間 は「12月31日に終了した9カ月間」、連結会計年度は「3月31日に終了した1年間」と記載しています。 4.2016年9月のArm Holdings plcの子会社化に係る取得対価の配分が2017年6月30日に終了した3カ月間に完

(6)

【事業の内容】

(1)事業内容の重要な変更

当社は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが2017年5月に初回クロージングを完了したことに伴い、報告セグ メント「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」を2017年6月30日に終了した3カ月間 (以下「当第1四半期」)に新設しました。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の概要については、以下の通りです。

セグメント名称 主な事業の内容 主な会社

ソ フ ト バ ン ク ・ ビ ジ ョ ン ・ フ ァ ン ド お よ び デ ル タ ・ フ ァ ン ド 事業

ソフトバンク・ビジョン・ファンド およびデルタ・ファンドによる投資事業

SoftBank Vision Fund L.P. SB Delta Fund (Jersey) L.P.

(2)主要な関係会社の異動

当第3四半期累計期間における主要な関係会社の異動は、以下の通りです。

(その他)

Fortress Investment Group LLCは、当社グループによる買収が2017年12月27日に完了したことにより、当社グル ープの子会社となりました。

 

(全社)

(7)

第2

【事業の状況】

【事業等のリスク】

当第3四半期において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断 に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前期の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について の重要な変更はありません。

【経営上の重要な契約等】

(8)

【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当第3四半期における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況は、以下の通りです。

(1) 経営成績の概況

ソフトバンク・ビジョン ソフトバンク・ビジョン

ソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンド事業につい・ファンド事業につい・ファンド事業につい・ファンド事業につい・ファンド事業についててててて

2017年5月20日にソフトバンク・ビジョン・ファンドが大規模な初回クロージングを完了したことに伴い、2017 年6月30日に終了した3カ月間(以下「当第1四半期」)に、新たな報告セグメントとして「ソフトバンク・ビジ ョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」を設けました。

フォートレスの連結につ フォートレスの連結につ フォートレスの連結につフォートレスの連結につフォートレスの連結についていていていていて

2017年12月27日にフォートレスの買収を完了し、総額3,162百万米ドル(358,612百万円)で子会社化しました。 こ の う ち、 同 社 の 従 業 員 お よ び 経 営 陣 へ 継 続 雇 用 を 条 件 に 報 酬 を 将 来 付 与 す る 取 引 の た め の 支 払 い 512 百 万 米 ド ル (58,128百万円)を除く、2,650百万米ドル(300,484百万円)を取得対価として、支配獲得日(2017年12月27日) における公正価値を基礎とし、以下の通り取得した資産および引き受けた負債に配分しました。詳細は「第4 経 理の状況、1 要約四半期連結財務諸表、要約四半期連結財務諸表注記 6.企業結合(2)フォートレス」をご参 照ください。

 

支配獲得日 (2017年12月27日) (百万ドル) (百万円)

取得対価

取得対価取得対価取得対価取得対価 22222,,,,,665666555500000 303333000000000,,,,4,44448888844444

支配獲得日における資産

支配獲得日における資産支配獲得日における資産支配獲得日における資産支配獲得日における資産・負債の公正価値および・負債の公正価値および・負債の公正価値および・負債の公正価値および・負債の公正価値およびのれのれのれのれのれんんんんん

無形資産 1,558 176,690

その他資産および負債(純額) 797 90,383

非支配持分 131 14,850

のれん 164 18,561

 

(9)

a. 連結経営成績の概況

(単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001111177777年年年年年 増減 増減率 継続事業

売上高 6,581,466 66666,,,,,88888111111111,1,,,,222722777744444 229,808 3.5%

営業利益(ソフトバンク・ビジョン・ ファンドおよびデルタ・ファンドからの

営業利益を除く) 929,328 999991111122222,,,,,444440000022222 △16,926 △1.8%

ソフトバンク・ビジョン・ファンド

およびデルタ・ファンドからの営業利益 ― 222223333366666,,,,,444442222277777 236,427 ―

営業利益 929,328 11111,,,,,11111444448888,8,,,,888288222299999 219,501 23.6% 税引前利益 954,925 555556666633333,,,,,888880000044444 △391,121 △41.0% 継続事業からの純利益 338,971 11111,,,,,22222000002222,2,,,,777477444455555 863,774 254.8% 非継続事業

非継続事業からの純利益 553,305 ――――― △553,305 ― 純利益 892,276 11111,,,,,22222000002222,2,,,,777477444455555 310,469 34.8% 親会社の所有者に帰属する純利益 845,773 11111,,,,,00000111114444,4,,,,999499444444444 169,171 20.0%

参考:期中平均為替換算レート

2017年3月期 2018年3月期

第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期

1米ドル 109.07円 102.91円 108.72円 113.76円 111.61円 111.38円 112.74円  

当第3四半期累計期間の連結経営成績の概況は、以下の通りです。  

(継続事業 (継続事業 (継続事業(継続事業(継続事業))))) (

( ( (

(aaaaa))))売上)売上売上売上売上高高高高高

売上高は、前年同期比229,808百万円(3.5%)増の6,811,274百万円となりました。国内通信事業、スプリント事 業、ヤフー事業、流通事業およびアーム事業(アームの業績は2016年9月6日から反映)がいずれも増収となりまし た。

( ( ( (

(bbbbb)))))営業利益(ソフトバンク営業利益(ソフトバンク営業利益(ソフトバンク営業利益(ソフトバンク営業利益(ソフトバンク・ビジョン・ファンドお・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドか・ビジョン・ファンドお・ビジョン・ファンドお・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドかよびデルタ・ファンドかよびデルタ・ファンドかよびデルタ・ファンドからの営業利益を除くらの営業利益を除くらの営業利益を除くらの営業利益を除くらの営業利益を除く)))))

営 業 利 益 ( ソ フ ト バ ン ク ・ ビ ジ ョ ン ・ フ ァ ン ド お よ び デ ル タ ・ フ ァ ン ド か ら の 営 業 利 益 を 除 く ) は、 前 年 同 期 比 16,926百万円(1.8%)減の912,402百万円となりました。スプリント事業で146,655百万円のセグメント利益が増加 しました。一方、国内通信事業で38,786百万円、ヤフー事業で7,888百万円、流通事業で59,781百万円、アーム事業 で31,787百万円、それぞれのセグメント損益が悪化しました。

なお、流通事業のセグメント損失には、ブライトスターに係る減損損失50,497百万円が含まれています。

( ( ( (

(ccccc)))))ソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利・ファンドからの営業利・ファンドからの営業利・ファンドからの営業利・ファンドからの営業利益益益益益

(10)

( ( ( (

(eeeee))))財務費)財務費財務費財務費財務費用用用用用

財務費用は、前年同期比39,974百万円(11.6%)増の383,337百万円となりました。主にソフトバンクグループ㈱ とスプリントの支払利息が、前年同期から33,255百万円、2,536百万円それぞれ増加したことによるものです。スプ リントの支払利息は、米ドルベースでは前年同期から減少しましたが、対米ドルの為替換算レートが前年同期から円 安となった影響で増加となりました。

( ( ( (

(fffff))))持分法による投資損)持分法による投資損持分法による投資損持分法による投資損持分法による投資損益益益益益

持分法による投資損益は、前年同期比113,603百万円(55.2%)増の319,591百万円の利益となりました。主にアリ ババの持分法投資利益が前年同期比123,644百万円(59.0%)増の333,256百万円となったことによるものです。

なお、2017年9月30日に終了した9カ月間のアリババの純利益(IFRSベース)(下表(A))と純利益(米国会計基 準ベース)(下表(B))の差異は、主に2017年10月に発生したCainiao Smart Logistics Network Limitedに係る企業 結合に伴う再測定による利益22,400百万中国人民元が期ずれ取引として純利益(IFRSベース)に加算されていること によるものです。

参考:アリババの純利益および当社における同社の持分法投資損益

9月30日に終了した9カ月間

(注1)

2016年 22222000001171117777年年年年年 増減 アリババ

純利益(米国会計基準ベース)

百万人民元

20,538

百万人民元 百万人民元 百万人民元 百万人民元 百万人民元

(B)4444422222,,,9,,99999999988888

百万人民元

22,460

純利益(IFRSベース)

百万人民元

41,913

百万人民元 百万人民元 百万人民元 百万人民元 百万人民元

(A)6666666666,,,6,,66669999966666

百万人民元

24,783  

12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001171117777年年年年年 増減 当社におけるアリババの持分法投資損益

参考:9月30日現在の 経済的持分比率

30.26% 2222299999...4444411111%%%%% △0.85%

持分法投資損益

百万人民元

13,224

百万人民元 百万人民元 百万人民元 百万人民元 百万人民元

1 1 11919999,,,,,773777333366666

百万人民元

6,512 参考:実効為替レート:

1人民元

15.85円 1111166666...8888899999円円円円円 1.04円

持分法投資損益

百万円

209,612

百万円 百万円 百万円 百万円百万円

3 3 3 3 33333333333,,,2,,22225555566666

百万円

123,644

(注)1 アリババとの契約などにより、同社の報告期間を統一することが実務上不可能であるため、報告期間が3カ月相違した同社の 連結財務諸表に持分法を適用しています。ただし、アリババが公表した当該期間差における重要な取引または事象について は、必要な調整を行っています。

  ( ( ( (

(ggggg))))関連会社株式売却)関連会社株式売却関連会社株式売却関連会社株式売却関連会社株式売却益益益益益

関連会社株式売却益は、1,804百万円の利益となりました(前年同期は238,101百万円の利益)。前年同期には、ア リババ株式の一部をアリババ、シンガポール政府系ファンド2社およびアリババのパートナーグループ

( 注 2)

に売却し ました。

(注)2 アリババの関係会社ではありません。

  ( ( ( (

(hhhhh))))為替差損)為替差損為替差損為替差損為替差損益益益益益

為替差損益は、20,100百万円の利益となりました(前年同期は34,222百万円の利益)。

( ( ( (

(iiiii))))デリバティブ関連損)デリバティブ関連損デリバティブ関連損デリバティブ関連損デリバティブ関連損益益益益益

(11)

( ( ( (

(jjjjj)))))ソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョンソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部・ファンドにおける外部・ファンドにおける外部・ファンドにおける外部投資家持分の増減投資家持分の増減投資家持分の増減投資家持分の増減投資家持分の増減額額額額額

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分の増減額は、108,163百万円 の増加(利益のマイナス)となりました(前年同期は計上なし)。要約四半期連結財政状態計算書のソフトバンク・ ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分のうち、ソフトバンク・ビジョン・ファンドお よびデルタ・ファンドの事業の結果により変動した額を計上しています。

( ( ( (

(kkkkk))))その他の営業外損)その他の営業外損その他の営業外損その他の営業外損その他の営業外損益益益益益

その他の営業外損益は、50,178百万円の利益となりました(前年同期は13,476百万円の損失)。その他の営業外損 益の主な内訳は、以下の通りです。

(単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001111177777年年年年年 主な内容 持分変動利益

75,060 3333388888,,,,9,99992222222222 アリババが第三者割当増資を実施 FVTPLの金融商品から生

じる損益

△39,281 88888,,,,,000006666699999 東南アジアとインドの投資について当第3四 半期累計期間の公正価値の変動額を損益とし て計上

売却目的保有に分類 された資産に対する 減損損失

△42,540 ――――― 前年同期は、ガンホー・オンライン・エンタ ーテイメント㈱による自己株式の公開買付け に応募した248,300,000株について買付価額 の1株当たり294円で評価し、連結簿価との 差額を損失として計上

そ の 他 の 営 業 外 損 益 の 詳 細 は 「 第 4 経 理 の 状 況、1 要 約 四 半 期 連 結 財 務 諸 表、 要 約 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 注記 22.その他の営業外損益」をご参照ください。

  ( ( ( (

(lllll))))税引前利)税引前利税引前利税引前利税引前利益益益益益

(d)~(k)の結果、税引前利益は、前年同期比391,121百万円(41.0%)減の563,804百万円となりました。  

( ( ( (

(mmmmm))))法人所得)法人所得法人所得法人所得法人所得税税税税税

法人所得税は、638,941百万円のマイナス(利益)となりました(前年同期は615,954百万円の費用)。米国におい て2017年12月に税制改革法が成立したことにより、スプリントで繰延税金負債を829,762百万円取り崩しました。ま た、法人所得税が818,342百万円減少し、その他の包括利益が8,244百万円増加しました。詳細は以下の通りです。 米国の連邦法人税率の引

米国の連邦法人税率の引 米国の連邦法人税率の引 米国の連邦法人税率の引 米国の連邦法人税率の引下下下下下げげげげげ

2018年1月1日より連邦法人税率が35%から21%に引き下げられました。これにより、2013年のスプリント買収時 に従来の税率を前提に計上していた同社のFCCライセンスなどに係る繰延税金負債の一部593,137百万円を取り崩しま した。また、法人所得税が591,773百万円減少しました。

米国の繰越欠損金の使用 米国の繰越欠損金の使用 米国の繰越欠損金の使用 米国の繰越欠損金の使用

米国の繰越欠損金の使用期限の撤期限の撤期限の撤期限の撤期限の撤廃廃廃廃廃

2018年1月1日以降に開始する事業年度以降に発生する繰越欠損金の使用期限が撤廃されました。スプリントの事 業年度は4月から開始するため、同社においては2018年4月1日以降発生する繰越欠損金の使用期限が撤廃されるこ とになります。これによりスプリントでは、解消時期が未確定のFCCライセンスなどに係る将来加算一時差異を、将 来減算一時差異を活用できる課税所得とみなせることとなったため、従来は繰延税金資産を認識していなかった将来 減算一時差異の一部について回収が見込めることとなりました。これに伴い繰延税金資産236,625百万円を計上しま した(繰延税金負債と相殺)。また、法人所得税が226,569百万円減少し、その他の包括利益が8,244百万円増加しま した。

  ( ( ( (

(nnnnn))))継続事業からの純利)継続事業からの純利継続事業からの純利継続事業からの純利継続事業からの純利益益益益益

(12)

(非継続事業 (非継続事業 (非継続事業 (非継続事業 (非継続事業))))) (

( ( (

(ooooo))))非継続事業からの純利)非継続事業からの純利非継続事業からの純利非継続事業からの純利非継続事業からの純利益益益益益

非 継 続 事 業 か ら の 純 利 益 の 計 上 は あ り ま せ ん で し た ( 前 年 同 期 は 553,305 百 万 円 の 利 益 )。 前 年 同 期 に は、 Supercell Oy(2016年7月29日をもって当社の連結範囲から除外)の税引後利益を28,246百万円、同社株式の売却益 (税引後)を525,059百万円それぞれ計上していました。

( ( ( (

(ppppp))))純利)純利純利純利純利益益益益益

(n)と(o)の結果、純利益は、前年同期比310,469百万円(34.8%)増の1,202,745百万円となりました。

( ( ( (

(qqqqq)))))親会社の所有者に帰属す親会社の所有者に帰属す親会社の所有者に帰属す親会社の所有者に帰属す親会社の所有者に帰属する純利る純利る純利る純利る純利益益益益益

スプリントおよびヤフー㈱などの非支配持分に帰属する純損益を(p)から控除した結果、親会社の所有者に帰属す る純利益は、前年同期比169,171百万円(20.0%)増の1,014,944百万円となりました。

なお、(m)に記載されているスプリントの法人所得税が818,342百万円減少した影響のうち、親会社の所有者に帰属 する純利益に含まれているのは、ソフトバンクグループ㈱のスプリント持分84.04%相当の687,744百万円です。

( ( ( (

(rrrrr))))包括利)包括利包括利包括利包括利益益益益益

(13)

b. セグメントの業績概況

当社の報告セグメントは、当社が経営資源の配分の決定や業績の評価を行うための区分を基礎としており、「国内 通信事業」、「スプリント事業」、「ヤフー事業」、「流通事業」、「アーム事業」および「ソフトバンク・ビジョ ン ・ フ ァ ン ド お よ び デ ル タ ・ フ ァ ン ド 事 業 」 の 6 つ で 構 成 さ れ て い ま す 。 当 第 1 四 半 期 に 「 ソ フ ト バ ン ク ・ ビ ジ ョ ン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」を新設しました。

各報告セグメントの主な事業および主な会社は、次の通りです。

セグメント名称 主な事業の内容 主な会社

報告セグメント

国内通信事業 ・日本国内での移動通信サービスの提供 ・日本国内での携帯端末の販売

・日本国内での個人顧客を対象としたブロードバ ンドサービスの提供

・日本国内での法人顧客を対象としたデータ通信 や固定電話などの固定通信サービスの提供

ソフトバンク㈱

Wireless City Planning㈱

スプリント事業 ・米国での移動通信サービスの提供

・米国での携帯端末の販売やリース、アクセサリ ーの販売

・米国での固定通信サービスの提供

Sprint Corporation

ヤフー事業

・インターネット上の広告事業 ・イーコマース事業

・会員サービス事業

ヤフー㈱ アスクル㈱

流通事業

・海外での携帯端末の流通事業

・日本国内でのパソコン向けソフトウエア、 周辺機器、携帯端末アクセサリーの販売

Brightstar Corp. ソフトバンクコマース& サービス㈱

アーム事業

・マイクロプロセッサーのIPおよび 関連テクノロジーのデザイン ・ソフトウエアツールの販売

Arm Holdings plc

ソフトバンク・ビジョ ン・ファンドおよびデ ルタ・ファンド事業

・ ソ フ ト バ ン ク ・ ビ ジ ョ ン ・ フ ァ ン ド お よ び デ ル タ・ファンドによる投資事業

SoftBank Vision Fund L.P. SB Delta Fund (Jersey) L.P.

その他 ・オルタナティブ投資の資産運用事業 ・福岡ソフトバンクホークス関連事業

Fortress Investment Group LLC 福岡ソフトバンクホークス㈱  

(注)報告セグメントの利益および調整後EBITDAは、以下のように算出されます。 ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業以外

セグメント利益=各セグメントの(売上高-営業費用(売上原価+販売費及び一般管理費)±企業結合に伴う再 測定による損益±その他の営業損益)

調整後EBITDA=セグメント利益(損失)+減価償却費及び償却費±その他の調整項目

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業

(14)

(a) 国内通信事業

  (単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001171117777年年年年年 増減 増減率 売上高 2,400,670 22222,,,4,,44440000066666,,,,,888887777700000 6,200 0.3% セグメント利益 651,484 666661111122222,,6,,,66669999988888 △38,786 △6.0% 減価償却費及び償却費 343,205 333335555511111,,3,,,33332222222222 8,117 2.4% 調整後EBITDA 994,689 999996666644444,,0,,,00002222200000 △30,669 △3.1%

設備投資(検収ベース) 182,556 222221111166666,,9,,,99999999999999 34,443 18.9% フリー・キャッシュ・フロー 434,896 333339999999999,,8,,,88886666688888 △35,028 △8.1% 参考:

調整後フリー・キャッシュ・フロー 480,825 444442222277777,,5,,,55554444400000 △53,285 △11.1%

(注)調整後フリー・キャッシュ・フローは、フリー・キャッシュ・フローに携帯端末の割賦債権流動化による借 入れ額を加算、同借入れの返済額を減算したものです。

<事業概要 <事業概要 <事業概要 <事業概要 <事業概要>>>>>

日本の移動通信市場が成熟期を迎えた現況下で中長期的な成長を実現するため、国内通信事業では、フリー・キ ャッシュ・フローの安定的な創出を図りつつ、スマートフォンとブロードバンド契約数の拡大ならびに新たな収益 機会創出のための投資を進め、将来の収益基盤の強化に取り組んでいます。

(主な取り組み)

・「おうち割 光セット」の拡販:スマートフォンとブロードバンドのセット契約割引の提供

・「SoftBank」 ブ ラ ン ド の 差 別 化 戦 略 の 推 進 : 大 容 量 デ ー タ プ ラ ン 「 デ ー タ 定 額 20GB」( 通 称 「 ギ ガ モ ン ス タ ー」)および「データ定額 50GB」(通称「ウルトラギガモンスター」)の提供、スマートフォンを実質半額で 購入できる「半額サポート」の導入

・サブブランド「Y!mobile」の積極的な拡販 ・イーコマースを中心としたヤフー㈱との協業

・事業領域の拡大:当社投資先などとの連携(WeWork Companies Inc.、アリババ)、セキュリティー、フィンテッ ク分野などの成長領域へ投資

(15)

<業績全般 <業績全般 <業績全般 <業績全般 <業績全般>>>>>

(単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001111177777年年年年年 増減 増減率 通信サービス売上 1,828,791 11111,,,,,88888000003333,3,,,,000600666611111 △25,730 △1.4%

 

移動通信サービス 1,434,260 11111,,,,,33333666662222,2,,,,111711777733333 △72,087 △5.0%

   

通信

(注3)

1,261,380 11111,,,,,119111999922222,,,,,444440000022222 △68,978 △5.5%

   

サービス

(注4)

172,880 111116666699999,,,,,777777771771111 △3,109 △1.8%

 

ブロードバンドサービス 194,749 222224444400000,,,,,000002222222222 45,273 23.2%

 

固定通信サービス 199,782 222220000000000,,,,,888886666666666 1,084 0.5%

物販等売上 571,879 666660000033333,,,,,888880000099999 31,930 5.6% 売上高合計 2,400,670 22222,,,,,44444000006666,6,,,,888788777700000 6,200 0.3%  

(注)3「SoftBank」および「Y!mobile」ブランドの移動通信サービスの通信料収入など (注)4端末保証サービス収入、コンテンツ関連収入、広告収入など

  売 売 売

売売上上上高上上高高高は高はは、はは、、、、前前前前前年年同年年年同同同同期期期期比期比比比比66666,,2,,,2222000000000百0百百百百万万万円万万円円円円(((((00000...33333%%%)%%))))増増増増増ののののの22222,,,,,444440000066666,,,,,888887770770000百百百百百万万万万万円円円円円とととととななりなななりりりりままままましししししたたたたた。。。。。そ の う ち、 通 信 サ ー ビ ス 売 上 は、前年同期比25,730百万円(1.4%)減の1,803,061百万円、物販等売上は、前年同期比31,930百万円(5.6%)増 の603,809百万円でした。

通信サービス売上の減少は、モバイルデータ通信端末の減少に加えて、「おうち割 光セット」の累計適用件数の 増加に伴う割引総額の増加(通信売上の減少)や「半額サポート

( 注 5)

」導入の影響(通信売上の減少)に伴い、移 動通信サービスの売上が前年同期から72,087百万円(5.0%)減少したことによるものです。ブロードバンドサービ スの売上は、光回線サービス「SoftBank 光」の契約数の増加に伴い、前年同期から45,273百万円(23.2%)増加し ました。

物販等売上の増加は、主にブロードバンドサービス用宅内機器とスマートフォンの売上が増加したことによるも のです。スマートフォンは、出荷台数が減少したものの、平均出荷単価が上昇した影響で売上が増加しました。

(注)5 概要と影響については(参考)「半額サポート」プログラムおよび48回割賦販売の影響をご参照ください。

  セ セ セ

セセグググググメメメメメンントンンントトトト利利利利利益益は益益益はははは、、、、、前前年前前前年年年年同同同同同期期比期期期比比比比3333388,888,,,,777778888866666百百百百百万万万円万万円円円円(((((666.66....00000%%)%%%))))減減減減減のの6ののの66661111122222,,,,,666669999988888百百百百百万万円万万万円円円円とととととななりなななりりりりまままままししたしししたたたた。。。。。売上高は増加したもの の、営業費用(売上原価と販売費及び一般管理費)が前年同期から44,986百万円(2.6%)増加したことによるもの です。

営 業 費 用 の 主 な も の と し て は、「SoftBank 光 」 の 契 約 数 が 増 加 し た 影 響 で、 通 信 設 備 使 用 料 が 前 年 同 期 か ら 21,983百万円(11.6%)増加しました。また、スマートフォンの出荷台数は減少したものの、平均仕入単価が上昇 した影響で商品原価が10,023百万円(2.3%)増加しました。このほか、2018年3月に予定されている1.7GHz帯の3G サ ー ビ ス 停 止 に 先 立 っ て 不 要 と な る 設 備 の 加 速 償 却 を 実 施 し た こ と で 減 価 償 却 費 及 び 償 却 費 が 8,117 百 万 円 ( 2.4 %)増加したほか、スマートフォン顧客を対象とした「Yahoo!プレミアム」の提供

( 注 6)

や「SoftBank 光」のオプシ ョンサービスに係る費用が合計7,845百万円(73.2%)増加しました。一方、スマートフォンの販売手数料の平均単 価が減少したことにより、販売手数料が12,587百万円(5.3%)減少しました。

(注)6 料金プランの月額料金はそのままで、ヤフー㈱が提供する会員サービス「Yahoo!プレミアム」(通常料金:月額462円)の全特 典が使い放題となる施策

 

調整後EBITDA 調整後EBITDA 調整後EBITDA

調整後EBITDA調整後EBITDAははははは、、、、、前年同期比30,669前年同期比30,669前年同期比30,669前年同期比30,669前年同期比30,669百万円(3.1%)減の百万円(3.1%)減の百万円(3.1%)減の百万円(3.1%)減の百万円(3.1%)減の9999966666444,44,,,,000002222200百万円でし000百万円でし百万円でし百万円でし百万円でしたたたたた。。。。。

(16)

2018年3月期の見通し

・セグメント利益:前期比最大7%減

・設備投資(検収ベース):3,925億円(前期3,206億円)

・フリー・キャッシュ・フロー:前期に引き続き5,000億円台を継続(前期5,618億円)

先行投資による調整後EBITDAの減少や前述の影響に伴う法人税の支払額の増加、スマートフォンの販売拡大など に伴うワーキング・キャピタルの増加によるマイナス影響に加え、収益機会拡大のための投資の増加により前年 同期比減少

(参考)「半額サポート」プログラムおよび48回割賦販売の影響

「半額サポート」(2017年9月提供開始)とは、対象スマートフォンを48カ月の分割払い(48回割賦)で購入 し、25カ月目以降に利用端末と引き換えに指定の端末に機種変更すると、その時点で残っている分割支払金の 支払いが免除されるプログラムです。

売上高

マイナス影響:分割支払金の免除見込額から端末の想定引取価額を差し引いた金額を契約月に通信売上から減 額。ARPUの算出においては不算入

プラス影響:48回割賦における月月割(通信売上のマイナス)が24回割賦に比べ減少

営業活動によるキャッシュ・フロー

マイナス影響:48カ月の分割払いのため、24回割賦に比べ端末代金の月々の回収額が減少

プラス影響:48回割賦における月月割(通信売上のマイナス)が24回割賦に比べ減少  

<営業概況 <営業概況 <営業概況 <営業概況 <営業概況>>>>>

移動通信サービ 移動通信サービ 移動通信サービ 移動通信サービ 移動通信サービススススス 契約数(主要回線 契約数(主要回線 契約数(主要回線 契約数(主要回線 契約数(主要回線

(注7 (注7 (注7 (注7 (注7)))))

) ) )))

(単位:千件) 当第3四半期末

当第3四半期末 当第3四半期末 当第3四半期末

当第3四半期末 前期末比

累計契約数 3333322222,,,,,999999999966666 +596

(注)7 主要回線の契約数に「おうちのでんわ」の契約数を含めて開示しています。販売数、ARPUおよび解約率は、同サービスを 除いて算出・開示しています。

ス マ ー ト フ ォ ン が 1,128 千 件 の 純 増

( 注 8)

と な っ た 結 果、 累 計 契 約 数 は 前 期 末 を 上 回 り ま し た 。 ス マ ー ト フ ォ ン で は、「Y!mobile」が堅調な勢いを維持したほか、従来型携帯電話からの乗り換えを促進するキャンペーンが奏功し、 「SoftBank」の契約数も順調に拡大しました。一方、従来型携帯電話とモバイルデータ通信端末は前期末から減少 しました。モバイルデータ通信端末については、「ギガモンスター」の影響によりスマートフォンとの併用需要が 減少しました。

なお、当第3四半期末の累計契約数には、2017年7月に提供を開始した「おうちのでんわ」(モバイルネットワ ークを利用した宅内用音声通話サービス)の契約数182千件が含まれています。

(17)

「 「

「「「おうちおうちおうちおうちおうち割割割割割 光セッ光セッ光セッ光セッ光セットトトトト」」」」」適用件適用件適用件適用件適用件数数数数数

  (単位:千件) 当第3四半期末

当第3四半期末 当第3四半期末 当第3四半期末

当第3四半期末 前期末比

移動通信サービス 77777,,,,,666661111177777 +1,588 ブロードバンドサービス 33333,,,,,666667777711111 +766  

販売数(主要回線 販売数(主要回線 販売数(主要回線販売数(主要回線販売数(主要回線)))))

(単位:千件) 当第3四半期

当第3四半期 当第3四半期当第3四半期当第3四半期 累計期間 累計期間

累計期間累計期間累計期間 前年同期比

販売数 77777,,,,,777778888822222 △61

新規契約数 33333,,,,,444441111199999 +70 機種変更数 44444,,,,,333336666633333 △131

前述の理由により、スマートフォンの販売が増加した一方で従来型携帯電話とモバイルデータ通信端末の販売が 減少した結果、主要回線の販売数は前年同期を下回りました。

  A A

AARARRRRPPPPPUU(主要回線UUU(主要回線(主要回線(主要回線(主要回線)))))

当第3四半期 当第3四半期

当第3四半期当第3四半期当第3四半期 前年同期比 総合ARPU 44444,,,,,333833888800000円円円円円 △160円 通信ARPU 33333,,,,,888288222200000円円円円円 △160円 サービスARPU 555556666060000円円円円円  0円

比較的料金の安い「Y!mobile」スマートフォンの構成比率の上昇、および「おうち割 光セット」の累計適用件数 の増加(通信ARPU割引額の増加)により、総合ARPUは前年同期を下回りました。

 

解約率(主要回線 解約率(主要回線 解約率(主要回線解約率(主要回線解約率(主要回線)))))

当第3四半期 当第3四半期

当第3四半期当第3四半期当第3四半期 前年同期比

携帯電話解約率 00000...8888833333%%%%% 0.06ポイント改善

主要回線解約率 11111...1111100000%%%%% 0.14ポイント改善  

携帯電話の解約率は、従来型携帯電話とスマートフォンの解約率がいずれも改善したため、前年同期から改善し ました。従来型携帯電話の解約率の改善は、スマートフォンへの乗り換えを促進するキャンペーンが奏功したこと によるものです。スマートフォンは、「おうち割 光セット」の拡大に加え、秋商戦による解約数の増加の影響が例 年より軽微だったことで改善しました。

また、携帯電話の解約率の改善に加えて、モバイルデータ通信端末の解約も減少したことで、主要回線の解約率 も前年同期から改善しました。

ブロードバンドサービ ブロードバンドサービ ブロードバンドサービブロードバンドサービブロードバンドサービススススス 契約

契約 契約契約契約数数数数数

 (単位:千件)

当第3四半期末 当第3四半期末 当第3四半期末 当第3四半期末

当第3四半期末 前期末比

(18)

(参考:国内通信事業の主要事業データの定義および算出方法) 移動通信サービス

・契約数

主要回線:スマートフォン

(注9)

、従来型携帯電話、タブレット、モバイルデータ通信端末

(注10)

、「おうちのでん わ」など

 

(注)9 「スマホファミリー割」適用のスマートフォンは含みません。

(注)10 「データカードにねん得割」適用のモバイルデータ通信端末は含みません。

 

・「おうち割 光セット」 「おうち割 光セット」:

移動通信サービスと「SoftBank 光」などのブロードバンドサービスをセットで契約する顧客に対して、移動 通信サービスの通信料金を割り引くサービス

 

「 お う ち 割 光 セ ッ ト 」 適 用 件 数 に は、「Y!mobile」 ブ ラ ン ド の 移 動 通 信 サ ー ビ ス に 適 用 さ れ る 割 引 サ ー ビ ス 「光おトク割」の適用件数を含みます。また、「おうち割 光セット」が適用されたブロードバンドサービスの 件数については、NTT東日本およびNTT西日本の局舎において光回線の接続工事が完了していない場合でも、当 該光回線に紐づく移動通信サービスに対して「おうち割 光セット」が既に適用されている場合には、当該光回 線を「おうち割 光セット」の適用件数に含みます。

 

「主要回線」主要事業データ ・ARPU

ARPU(Average Revenue Per User):1契約当たりの月間平均収入 総合ARPU

=(データ関連収入+基本料・音声関連収入+端末保証サービス収入、コンテンツ関連収入、広告収入など) ÷ 稼働契約数(10円未満を四捨五入して開示)

 

通信ARPU

= ( デ ー タ 関 連 収 入 ( パ ケ ッ ト 通 信 料 ・ 定 額 料、 イ ン タ ー ネ ッ ト 接 続 基 本 料 な ど ) + 基 本 料 ・ 音 声 関 連 収 入 (基本使用料、通話料、着信料収入など))÷ 稼働契約数(10円未満を四捨五入して開示)

 

サービスARPU

=(端末保証サービス収入、コンテンツ関連収入、広告収入など)÷稼働契約数(10円未満を四捨五入して 開示)

稼働契約数:当該期間の各月稼働契約数((月初契約数+月末契約数)÷2)の合計値

着信料収入:他の通信事業者の顧客が「SoftBank」および「Y!mobile」携帯電話へ通話する際に、ソフトバ ンク㈱が役務提供している区間の料金として他の通信事業者から受け取る接続料

 

・解約率

解約率:月間平均解約率

解約率=解約数÷稼働契約数(小数点第3位を四捨五入して開示)

解約数:当該期間における解約総数。MNP制度を利用して、「SoftBank」と「Y!mobile」の間で乗り換えが行わ れる際の解約は含みません。

(19)

・販売数

新規契約数と機種変更数の合計値。MNP制度を利用して、「SoftBank」と「Y!mobile」の間で乗り換えが行われ る際の新規契約は機種変更数に含みます。

 

(注)ARPUおよび解約率、出荷台数、販売数の算出においては、「おうちのでんわ」の収入および契約数を含 みません。

 

ブロードバンドサービス ・サービス

「SoftBank 光」

NTT東日本およびNTT西日本の光アクセス回線の卸売りを利用した光回線サービスとISP(インターネット・サ ービス・プロバイダー)サービスを統合したサービス

 

「Yahoo! BB 光 with フレッツ」

NTT東日本およびNTT西日本の光アクセス回線「フレッツ光シリーズ」とセットで提供するISPサービス  

「Yahoo! BB ADSL」

ADSL回線サービスとISPサービスを統合したサービス  

・契約数

「SoftBank 光」契約数:

NTT東日本およびNTT西日本の局舎において光回線の接続工事が完了している回線数。「SoftBank Air」契約数 を含みます。

 

「Yahoo! BB 光 with フレッツ」契約数:

NTT東日本およびNTT西日本の局舎において光回線の接続工事が完了し、サービスを提供しているユーザー数  

「Yahoo! BB ADSL」契約数:

(20)

(b) スプリント事業

  (単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001171117777年年年年年 増減 増減率 売上高 2,652,009 22222,,,7,,77772222222222,,,,,111115555533333 70,144 2.6% セグメント利益 145,186 222229999911111,,8,,,88884444411111 146,655 101.0% 減価償却費及び償却費 645,486 777770000088888,,3,,,33330000077777 62,821 9.7% その他の調整項目

(注11)

△2,949 △△△△△6666611111,,3,,,33332222233333 △58,374 ― 調整後EBITDA 787,723 999993333388888,,8,,,88882222255555 151,102 19.2%

米ドルベースの業績(IFRS) (単位:百万米ドル)

売上高 24,808 2222244444,,,3,,33332222233333 △485 △2.0% 売上原価と販売費及び一般管理費 △23,139 △△△△△2222222222,,0,,,00007777700000 1,069 4.6% その他の営業損益 △304 333335555555555 659 ―  周波数ライセンス交換差益 354 444447777799999 125 35.3%  訴訟関係 ― 333336666666666 366 ―

 取引解約損益 △113 55555 118 ―

 固定資産の処分損失 △370 △△△△△555255222222222 △152 ―

 その他 △175 2222277777 202 ―

セグメント利益 1,365 22222,,,,,660666000088888 1,243 91.1% 減価償却費及び償却費 6,038 66666,,,,,332333222299999 291 4.8% その他の調整項目

(注11)

△38 △△△△△555554444477777 △509 ― 調整後EBITDA 7,365 88888,,,,,339333999900000 1,025 13.9%

(注)11 主に「その他の営業損益」に含まれる周波数ライセンス交換差益や取引解約損益、「売上高」および「売上原価と販売 費及び一般管理費」に含まれるハリケーンの影響などの非経常要因で発生した損益です。

参考:スプリント開示値(米国会計基準) (単位:百万米ドル)

設備投資(現金支出ベース) 2,951 44444,,,,,228222888866666 1,335 45.2%

 通信設備 1,421 22222,,,,,449444999999999 1,078 75.9%

 リース端末 1,530 11111,,,,,778777888877777 257 16.8%

調整後フリー・キャッシュ・フロー 527 11111,,,,,005000555566666 529 100.4%  

<事業概要> <事業概要> <事業概要> <事業概要> <事業概要>

(21)

<業績全般> <業績全般> <業績全般> <業績全般> <業績全般>

米ドルベースの業績 売

売売上売上上上上高高高高高ははははは、、、4、、44448888855555百百百百百万万万米万万米米米米ドドドルドドルルルル(((((22.222....00000%%%%%)))))減減減の減減のののの2224224444,,,,,3333322222333百33百百百百万万万万万米米ド米米米ドドドドルルルルとルととととなななななりりりりりままままましししたししたたたた。。。。。中古端末の外部企業への売却や携帯 端末のリース料収入の増加に伴い端末売上は増加しましたが、端末保証サービスの提供形態の変更や、新規顧客 獲得のためのキャンペーン料金導入に伴う通信売上の減少が上回りました。

セ セ

セセセグググググメメメメメンンンンントトトトト利利利利利益益益益益ははははは、、、、、前前前前前年年年年年同同同同同期期期期期比比比比比11111,,,,,2222244444333百33百百百百万万万万万米米米ド米米ドドドドルルルルル(((((9999911111...11%111%%%%)))))増増の増増増のののの22222,,6,,,66660000088888百百百百百万万万万万米米米ド米米ドドドドルルルルルとととなととななななりりりりりままましままししししたたたたた。。。。。売上高は減少 したものの、ネットワーク関連を中心とした費用の減少や、端末保証サービスの提供形態の変更で営業費用(売 上原価と販売費及び一般管理費)が1,069百万米ドル(4.6%)減少したことに加え、その他の営業損益が659百万 米ドル改善しました。

その他の営業損益の改善は、ネットワーク計画変更に伴い固定資産の処分損失が増加したものの、特許権の侵 害を理由とした一部の訴訟に関する和解金の受取や周波数ライセンス交換差益の増加、取引解約損益の改善など によるものです。

 

調整後EBITDAは、前年同期比1,025百万米ドル(13.9%)増の8,390百万米ドルとなりました。  

調整後フリー・キャッシュ・フローは、前年同期比529百万米ドル(100.4%)増の1,056百万米ドル(スプリン ト開示値、米国会計基準ベース)となりました。通信設備やリース端末の取得による支出が増加したものの、営 業活動によるキャッシュ・フローが増加したことによるものです。今後は、他事業者との差別化戦略を推進する ために、より積極的にネットワーク投資を行い豊富な周波数帯を全面的に活用していく計画です。

 

円ベースの業績

円ベースの売上高は、対米ドルの為替換算レートが前年同期から円安となった影響で、前年同期比70,144百万 円 ( 2.6 % ) 増 の 2,722,153 百 万 円、 セ グ メ ン ト 利 益 は 同 146,655 百 万 円 ( 101.0 % ) 増 の 291,841 百 万 円、 調 整 後 EBITDAは同151,102百万円(19.2%)増の938,825百万円となりました。

  <営業概況 <営業概況 <営業概況 <営業概況 <営業概況>>>>>

累計契約数 累計契約数 累計契約数累計契約数累計契約数

(注 (注 (注 (注 (注1111122222・・・1・・111133333)))))

(単位:千件) 当第3四半期末

当第3四半期末 当第3四半期末

当第3四半期末当第3四半期末 前期末比 ポストペイド 3333311111,,,9,,99994444422222 +366 (うち)携帯電話 2222266666,,,6,,66661111166666 +537 プリペイド 88888,,,,,999999999977777 +309 ホールセールおよびアフィリエイト 1111133333,,,6,,66664444422222 +267 合計 5555544444,,,5,,55558888811111 +942

(注)12 ライフライン・アシスタンス・プログラム(政府関連基金からの補助金を受けて、通信事業者が低所得者向けに提供す る割引サービス)における適用回線規定の厳格化に伴い、スプリントは当第1四半期より、同プログラムに利用されて いる回線をプリペイド、ホールセールおよびアフィリエイトから除いて契約数を開示しています。また、過去について も同様の遡及修正を行っています。

(注)13 累計契約数には以下の特殊要因の影響が含まれていますが、純増減数には含まれていません。

要因1:2016年5月にスプリントのアフィリエイト事業者(自前の通信ネットワークで「スプリント」ブランドのサー ビスを提供する地域通信事業者)が他事業者を買収した影響により、当第3四半期累計期間にも引き続き契約 数の調整が発生しています。

要因2:当第1四半期において、WiFiサービスのみを利用する回線2千件がポストペイド契約から除外されました。 要因3:2018年3月期第2四半期において、プリペイドデータプランの一部を停止しました。これに伴い、同サービス

の契約者49千件がプリペイド契約から除外されました。

(22)

純増数(特殊要因 純増数(特殊要因 純増数(特殊要因純増数(特殊要因純増数(特殊要因

(注 (注(注(注(注1111133333)))))

の影響を除く の影響を除く の影響を除く の影響を除く の影響を除く)))))

(単位:千件) 当第3四半期

当第3四半期

当第3四半期当第3四半期当第3四半期 前年同期比 ポストペイド 222225555566666 △149 (うち)携帯電話 111118888844444 △184

プリペイド 6666633333 +523

ホールセールおよびアフィリエイト 6666666666 △553 合計 333338888855555 △179

ポストペイド携帯電話契約数は、主に解約が増加したため、184千件の純増にとどまりました。一方、プリペイ ドは4四半期連続で純増となりました。

  解約率 解約率 解約率 解約率 解約率

(注 (注(注(注(注1111144444)))))

(ポストペイド (ポストペイド (ポストペイド (ポストペイド (ポストペイド)))))

当第3四半期 当第3四半期 当第3四半期 当第3四半期

当第3四半期 前年同期比

ポストペイド携帯電話解約率 11111...7717771111%%%%% 0.14ポイント悪化 ポストペイド解約率 11111...8808880000%%%%% 0.13ポイント悪化

(注)14 スプリントは、当第1四半期にポストペイド契約の新規契約および解約の定義を一部変更しました。新規契約後の早期 解約顧客は、従来、解約数に含めていましたが、当第1四半期から新規契約数から差し引いています。この変更による 純増減数への影響はありませんが、従来の集計方法と比較して、解約率の改善効果があります。

ポストペイド携帯電話の解約率が悪化したのは、一部地域でネットワーク品質の改善が後手に回ったことや、 端末のリースや割賦契約が満期を迎えた顧客が増加する中で既存顧客全体ではなく優良顧客の引き留めに軸足を 移したことに加え、2017年2月に競合他社がスプリントに追随してデータ無制限利用プランを導入した影響によ るものです。

  A A A A

ABBBBBPPPPPUUUUU(ポストペイド携帯電話(ポストペイド携帯電話(ポストペイド携帯電話(ポストペイド携帯電話(ポストペイド携帯電話)))))

当第3四半期 当第3四半期 当第3四半期 当第3四半期

当第3四半期 前年同期比 ARPU 5555511111...2222266666米ドル米ドル米ドル米ドル米ドル △5.86米ドル 1契約当たりの端末代金請求額 1111177777...2222288888米ドル米ドル米ドル米ドル米ドル +2.63米ドル ポストペイド携帯電話ABPU 6666688888...5555544444米ドル米ドル米ドル米ドル米ドル △3.23米ドル  

ポストペイド携帯電話のABPUは、2017年1月の端末保証サービスの提供形態変更や、複数回線を契約する新規 顧客向けのキャンペーン、ハリケーンで被災した顧客の料金支払い免除の影響で減少しました。このうち端末保 証サービスの変更とハリケーン被災者の減免の影響を除くと前年同期からの減少幅は1%以下でした。

(参考:スプリント事業の主要事業データの定義および算出方法) ・ABPU/ARPU

ABPU(Average Billings Per User):1契約当たりの月間平均請求額

ABPU=(通信売上+端末代金請求額)÷稼働契約数(1セント未満を四捨五入して開示) 端末代金請求額:リース方式におけるリース料と割賦販売方式における分割支払金の合計値 ARPU(Average Revenue Per User):1契約当たりの月間平均収入

ARPU=通信売上÷稼働契約数(1セント未満を四捨五入して開示)

稼働契約数:当該期間の各月稼働契約数((月初契約数+月末契約数)÷2)の合計値  

※ポストペイド携帯電話のABPU/ARPUは、ポストペイド携帯電話に係る通信売上および端末代金請求額を稼働 契約数で除して算出しています。

(23)

(c) ヤフー事業

  (単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001171117777年年年年年 増減 増減率 売上高 630,800 666665555511111,,5,,,55554444444444 20,744 3.3% セグメント利益 150,544 111114444422222,,6,,,66665555566666 △7,888 △5.2% 減価償却費及び償却費 28,631 3333311111,,,9,,99995555599999 3,328 11.6%

企業結合に伴う再測定による利益 △19 ――――― 19 ―

その他の調整項目 ― △△△△△77777,,,8,,88889999966666 △7,896 ― 調整後EBITDA 179,156 111116666666666,,7,,,77771111199999 △12,437 △6.9%  

(d) 流通事業

  (単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001171117777年年年年年 増減 増減率 売上高 939,586 11111,,,0,,00002222244444,,,,,888881111111111 85,225 9.1% セグメント利益(△損失) 19,108 △△△△△4444400000,,6,,,66667777733333 △59,781 ― 減価償却費及び償却費 5,337 55555,,,,,117111777755555 △162 △3.0% その他の調整項目 ― 5555500000,,,4,,44449999977777 50,497 ― 調整後EBITDA 24,445 1111144444,,,9,,99999999999999 △9,446 △38.6%  

ブライトスターの事業計画を見直した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、同社ののれん、無形資 産および有形固定資産について減損損失を合計50,497百万円計上しました。この影響により、セグメント損益は、 前年同期から59,781百万円悪化し、40,673百万円の損失となりました。一方、ソフトバンクコマース&サービス ㈱の業績は、法人向けPC・サーバー販売を中心に堅調に推移しています。

 

(e) アーム事業

  (単位:百万円) 12月31日に終了した9カ月間

2016年 22222000001171117777年年年年年 増減 増減率 売上高 68,855 111115555522222,,4,,,44442222222222 83,567 121.4% セグメント利益(△損失) 9,922 △△△△△2222211111,,8,,,88886666655555 △31,787 ― 減価償却費及び償却費 18,199 4444466666,,,1,,11115555588888 27,959 153.6% 企業結合に伴う再測定による利益 △18,168 ――――― 18,168 ― その他の調整項目 25,780 ――――― △25,780 ― 調整後EBITDA 35,733 2222244444,,,2,,22229999933333 △11,440 △32.0% (注)アーム事業において、アームの業績は 2016 年9月6日から反映されています。なお、前年同期の償却費に

(24)

<事業概要 <事業概要 <事業概要 <事業概要 <事業概要>>>>>

アームは主に、低消費電力型マイクロプロセッサーおよび関連テクノロジーのデザインなど、半導体のIP(回路 の設計情報などの知的財産)のライセンス事業を行っています。当社による買収後、アームは、技術関連人員の雇 用を増強し、研究開発への投資を加速しています。技術力の強化により、人工知能(AI)やコンピュータービジョ ン、拡張現実(AR)を中心とする分野において、より迅速な新技術の開発を目指しています。また、IoT(Internet of Things)をはじめとする周辺市場において収入源を確立するための先行投資も行っています。

当事業の売上高は、(ⅰ)アームのテクノロジーのライセンス収入、(ⅱ)ライセンシーによるアームのテクノ ロジーを用いた製品の出荷に応じて得られるロイヤルティー収入、および(ⅲ)ソフトウエアツールの販売などに 伴う収入から成ります。

<業績全般 <業績全般 <業績全般 <業績全般 <業績全般>>>>>

売上高は、前年同期比83,567百万円(121.4%)増の152,422百万円となりました。これは主に、前年同期におい てはアームの業績が2016年9月6日から12月31日まで反映されているのに対し、当第3四半期累計期間においては 同社の業績が全期間にわたり反映されていることによるものです。

セグメント損益は、前年同期から31,787百万円悪化し、21,865百万円の損失となりました。主に、研究開発のさ らなる強化を目的として、アームが技術関連人員を中心に従業員の新規採用を進めていることによるものです。当 第3四半期累計期間の同社の従業員数は856名の純増となり、前期末から17.6%増加しました。また、業績連動型イ ンセンティブプランを新規に開始するなど、従業員報酬制度の拡充を進めています。このほか、当第3四半期累計 期 間 の 営 業 費 用 に は、 ア ー ム 買 収 の 取 得 原 価 配 分 に よ り 計 上 し た 無 形 資 産 の 償 却 費 40,672 百 万 円 が 含 ま れ て い ま す。

調整後EBITDAは前年同期と比較して11,440百万円(32.0%)減少し、24,293百万円となりました。

参考:米ドルベースの売上高

アームの売上は主に米ドル建てであるため、本項の売上高は米ドルベースの実績を記載しています。

(単位:百万米ドル) 2017年3月期 22222000001181118888年3月期年3月期年3月期年3月期年3月期 第2四半期 第3四半期 通期 第2四半期 第3四半期第3四半期第3四半期第3四半期第3四半期

(プロフォーマ)当社支配獲得後 2016年 9月6日~30日

(プロフォーマ)

テクノロジー・

ライセンス収入 89 38 229 601 123 111911999900000

テクノロジー・

ロイヤルティー収入 240 82 248 974 271 222922999977777

ソフトウエアおよび

サービス収入 24 20 31 114 28 3333333333 売上高合計 353 140 508 1,689 422 555255222200000

当第3四半期の米ドルベースの売上高は520百万米ドルとなりました。このうち、当第3四半期のテクノロジー・ ライセンス収入は、直前四半期から54%増加の190百万米ドルとなりました。一方、前年同四半期との比較では、17 %の減少となりました。これは主に、当社のアーム買収の影響により、前四半期(2017年3月期第2四半期)に予 定されていた契約締結の一部が、前年同四半期(2017年3月期第3四半期)となったため、前年同四半期における ライセンス契約の締結が例外的に高い水準であったことによるものです。

(25)

セキュリティー問題によ セキュリティー問題によ セキュリティー問題によ セキュリティー問題によ

セキュリティー問題による業績への影響についてる業績への影響についてる業績への影響についてる業績への影響についてる業績への影響について

ア ー ム は、 外 部 の セ キ ュ リ テ ィ ー 専 門 研 究 員 に よ り 発 見 さ れ た、 一 部 の 高 機 能 チ ッ プ の 設 計 手 法 を 悪 用 す る 「Spectre」「Meltdown」 に つ い て、Intel Corporation、Advanced Micro Devices,Inc.、 他 OS ベ ン ダ ー と 協 働 し、 本件によるリスク低減策の開発を行ってきました。本件の対象には、アームのCortex-Aプロセッサーも一部含まれ ており、アームは顧客に対し、すでにソフトウエアによるリスク低減策を共有しています。

IoT機器に広く普及しているCortex-Mプロセッサーを含め、アームのプロセッサーの大半は本件による影響を受け ず、当期の売上高およびセグメント利益への影響は限定的と見込んでいます。

<営業概況 <営業概況 <営業概況 <営業概況 <営業概況>>>>>

ライセン ライセン ライセン ライセン ライセンススススス

(単位:件) 当第3四半期 当第3四半期末

締結分 累計契約数

クラシック(Arm7、Arm9、Arm11) 0 500

Cortex-A 19 322

Cortex-R 5 92

Cortex-M 17 472

Mali 7 166

プロセッサー・ライセンス契約数 48 1,552

(注)プロセッサー・ライセンスの累計契約数は、ロイヤルティー収入の発生が見込まれるライセンス契約のみ を含みます。

当第3四半期のアームのプロセッサー・ライセンス契約締結数は、アームの最新テクノロジーに対する継続的 な需要を反映し、48件となりました。このうち10社は、アームのプロセッサー・ライセンスを新規に採用したラ イセンシーです。当第3四半期に締結されたライセンス契約では、5G通信用モデム、車載カメラモジュール、デ ジタルテレビ、IoTアプリケーション、スマートカードなど、広範囲な最終製品市場でアームのテクノロジーの使 用が予定されています。

 

ロイヤルティー・ユニッ ロイヤルティー・ユニッ ロイヤルティー・ユニッロイヤルティー・ユニッロイヤルティー・ユニットトトトト

ロイヤルティー・ユニット(アームのテクノロジーを含んだチップ)の出荷実績は、出荷の発生から1四半期 遅れでライセンシーから報告を受けるため、本項における四半期のロイヤルティー・ユニットは、2017年7~9 月期の出荷実績を掲載しています。一方、テクノロジー・ロイヤルティー収入は、出荷が発生する四半期に、見 積もりに基づいて計上しています。なお、本項目は、アームの営業概況に対する理解促進を目的とした参考情報 であり、支配獲得日(2016年9月5日)以前の情報が含まれています。

2016年 22222000001171117777年年年年年 7~9月期 10~12月期 1~3月期 4~6月期 7~9月期7~9月期7~9月期7~9月期7~9月期 ロイヤルティー・ユニッ

ロイヤルティー・ユニッ ロイヤルティー・ユニッ

ロイヤルティー・ユニッロイヤルティー・ユニット出荷数ト出荷数ト出荷数ト出荷数ト出荷数

(ライセンシーからの報告に基づく実績ベース)

49億個 51億個 47億個 51億個 5555757777億個億個億個億個億個 成長率(前年同期比) 20% 24% 28% 25% 1171117777%%%%% プロセッサー・ファミリ

プロセッサー・ファミリ プロセッサー・ファミリ プロセッサー・ファミリ

プロセッサー・ファミリー別内ー別内ー別内ー別内ー別内訳訳訳訳訳 クラシック

(Arm7、Arm9、Arm11)

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